benbowです。2016年9月10日から13日までの4日間で中国へ観光に行ってきました。上海・無錫・蘇州といった観光地の定番を巡るツアーで、旅行社はJTB、ブランドは格安ツアー定番の感がある旅物語です。旅先での撮影をちょいちょいはさみながらの旅行記といった趣でご覧ください。ではさっそく1日目からスタートです。
1日目・出国~無錫観光
成田空港で自動化ゲート登録をやってみた
6月に台湾へ行ってきたばかりなのであまり新鮮味はないものの、やはり空港の雰囲気は楽しいですね。これから旅立つ高揚感がそうさせるんでしょうが、何度訪れてもこの空気感は良いものです。
今回は、いつか手続きしようと思いつつなんとなく先延ばしにしていた自動化ゲートの申請をようやく実施してきました。自動化ゲートは日本の出入国手続きをスムーズにするためのもので、出入国待ちの長蛇の列に並ばなくても良くなるのでとても便利ですよ。
手続き自体はセキュリティチェック後の出国審査前に、パスポートと申請用紙を登録カウンタ(出国審査場のすぐ脇にあります)に持って行けばOKです。申請用紙は登録カウンタ周辺に置いてあると思いますが、法務省の このページ に ダウンロード用の申請用紙 (PDF)があるので、私はこれに書いて持って行きました。
手続きが終わるとその場で自動化ゲートが使えるようになりますが、このゲートはどうにもスーパーのセルフレジを彷彿とさせるものがありますね。
ちなみに自動化ゲートを通るとパスポートに出国スタンプが押されません。なんとなく寂しく思ってしまう方もいるかと思いますが大丈夫。自動化ゲートを通ってから、その脇にある窓口で「スタンプお願いしますー」と一言声をかければ、いつものスタンプを押してもらえます。
自動化ゲートを通過した後は、毎度おなじみのじゃがポックルとじゃがピリカを手に搭乗ゲートに向かいました。
JALの機内食は北海道
9:40成田発のJL873で3時間20分のフライト。格安ツアーなので当然エコノミークラスです。ドリンクサービスのビールと一緒に機内食をいただきましたが、どうやら北海道をテーマにしたメニューらしく、「五島軒監修 鶏肉ソテーのホワイトソースかけ」がなかなかのおいしさ。デザートとして添えられたマルセイバターサンドももうひとつ欲しくなる逸品で、全体的に満足の機内食でした。
上海浦東国際空港には定刻に到着。無愛想な入国審査官ににこやかな笑顔を向けて無事入国です。入国審査官の愛想のなさについては日本も含めてどの国も総じてこんな感じですが、少しググってみたら同じように思っている方が多いようです。職業柄、愛想を振りまくことがマイナスになりそうなので当然な気はしますが、観光目的での入国者相手にだけはもう少しなんとかならないものかと思ったりもします。
最初の観光は千灯から
河を挟んで小さな商店が並ぶ古い街並み。観光地にしては静かでのんびりした雰囲気です。店の呼び込みもほとんどなかったので観光地としては珍しい雰囲気だな、という印象です。中国ってもっと押しが強いイメージが先行していたんですが、最初に訪れた観光地がこんな感じで拍子抜けしました。
何カ所かでコスプレというか、昔風の衣装を着た人がいて写真撮影をしていました。これは多分コスプレ写真撮りますよ、という商売なんだと思います。そんな人たちを横目に何枚か撮ってみましたが、あまりピンとくるものはなくて凡庸な写真ばかりになってしまいました。精進あるのみですね。
夕食と無錫美麗都大酒店
団体旅行向け中華料理ですが、無錫の名物らしいスペアリブ「無錫排骨」は甘辛く煮込んだ角煮のような味わいでおいしかったですよ。
食事の際にはいつもお酒をオーダするんですが、ここでは三得利(サントリー)の瓶ビール、超純が出てきました。580mlで30元(≒480円)という団体旅行客向けスペシャルプライスです。コンビニで買うと500ml缶が5~6元(≒80~96円)、飲食店では15~20元(≒240~320円)程度のようなので、まあこんなものでしょう。
ちなみに中国のビールは軒並みコクがないというか全体的に薄い。アルコール度数も3%強程度なので、物足りない感じは否めません。とてもサッパリしてはいるんですけどね。
初日の宿泊は無錫美麗都大酒店。トリップアドバイザーの口コミも、現地ガイドの事前説明でも散々な評価のホテルですが、ベッドが少々固かった以外は概ね問題のないレベルだと思います。建物は確かに古いですが、まあ及第点でしょう。部屋の設備やアメニティも問題なかったので、トリップアドバイザーで極端に低評価な方はいったいいくらの宿泊料を支払ったのかを聞いてみたいところです。
ということで、じゃがポックルをつまみにコンビニで買ったビールをいただいて、旅行初日は早めに就寝しました。
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