カンボジア・シェムリアップでアンコール遺跡群を巡ってきた #5

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benbowです。トラピックスのカンボジア・シェムリアップでアンコール遺跡群を巡る旅も3日目に入ります。3日目の観光はアンコールワットに昇る朝日とクバルスピアン、アンコールワットの第一回廊と第二回廊の行程です。アンコールワットで見る朝焼けは息を呑むすばらしい光景という話を聞いていましたが、まずはその辺りから書いていきましょう。

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3日目前半・朝焼けのアンコールワットとクバルスピアン

早朝のアンコールワットが朝焼けに染まる様を見たい

アンコール遺跡群を巡る旅の3日目は希望者のみ早朝からアンコールワットへ向かい朝日観賞、という行程。旅先の写真を撮ることも旅行の目的のひとつな私としては、素晴らしい光景と聞いているアンコールワットの朝焼けはぜひ写真に収めてみたいと思っていたので迷わず希望。朝4時起きで朝食前にアンコールワットに出発です。

「年間を通じて夏の服装でOK」と紹介されることの多いカンボジアですが、年末の早朝は少し肌寒いほど。「カンボジア人は寒さに弱いよ…」と現地ガイドのトムさんは少し大袈裟にも感じるくらいに1寒そうな様子。

通説通りに暑い国の人は寒さに極端に弱くなる傾向にあるのかもなどと思いつつ、少し調べてみましたが諸説紛々。体の大きさや汗腺の数、環境による影響や遺伝的特質等々、どれももっともらしくはあるんですが定量的な情報はあまり見つからず。ということで、単に彼が極端に寒がりだったということにしておきましょう。

さて、肝心の朝日はどうだったかというと、残念ながら朝日鑑賞にはあまり良い状態ではありませんでした。この季節は乾季なので雨の心配はないんですが、この日の空模様は曇天。昇る朝日は雲に隠れて「ああ、だんだんと明るくなってくるなあ」という感じの光景だったので写真に収めるには至らずでした。

アンコールワットの朝焼け

アンコールワットの堀の向こうにわずかに朝焼けが

ちなみにアンコールワットの朝日鑑賞は定番中の定番なので、観光客も相当数訪れます。鑑賞スポットは西参道の両脇にある池のうち、北側の池の畔がアンコールワットが最もきれいに池に写り込んで見える位置ということでベストポジションなんだそうです。

私たちは参道を挟んだ反対側、南側の池の畔で朝日を眺めていましたが、こちらは北側より混雑ぶりが(少しだけ)穏やか。という感じなので、三脚を立てて写真を撮りたい場合は、まだ真っ暗な5時頃には現地に陣取っていた方が良いようです。

本来はアンコールワットは5:30が開場なんですが、サンライズの時間は開場時間にかかわらず入場が可能だそうなので、ベストポジションの最前列で鑑賞したい場合は気合を入れて早起きしましょう。

屋台の「ヌンパン」に興味津々

少し残念な思いで早朝のアンコールワットを後にしてホテルへ戻る車へ。すっかり明るくなった駐車場付近では観光客向けの土産物や軽食の屋台が並んでいます。屋台の中にはフランスパン風のパンをたくさん積んだ店もあって、看板には「SANDWICH」の文字が躍っています。

朝食前だったこともあってなかなかおいしそうに見えますが、海外の屋台食は食あたりの危険性が結構高いので手を出さず。食べてみたいんだけどなあ…

サンドウィッチ販売

サンドウィッチは少し食べてみたかった

どうやらこのサンドウィッチは「ヌンパン」というカンボジア定番の軽食のようです。パンはやはりフランスパン風、具材はお店によって様々で、炭火で焼いた肉や野菜、パクチーなどの香草やパテ等々。チリソースを入れるところが多いようですね。

アンコールワットで売っているのは観光客向けで高めな気もしますが、現地の方が食べるような店では1,500リエル(50円以下)くらいが相場だそうです。

クバルスピアンを道案内犬とハイキング

ホテルへ戻って朝食をいただいてから、午前の観光ポイントとなるクバルスピアンへ。アンコール遺跡群はシェムリアップの市街地からそれほど離れていないエリアに固まっているものが多いんですが、クバルスピアンはエンプレス・アンコールホテル(Empress Angkor Resort & Spa)から60kmほど離れた場所にあるので、しばらく車に揺られて移動です。シェムリアップの市街地からトゥクトゥクでクバルスピアンに訪れる観光客もいるようですが、これくらいの距離だと少々疲れるかも知れませんね。

クバルスピアンはシェムリアップ川の源流ということで少し小高い場所にあるため、駐車場から1.5kmほどは徒歩での移動です。道はある程度整備された山道ですが、所々にかなり足場の悪い場所も。特別な装備がいるほどではないですが、平坦な山道のつもりで訪れると面食らうかも知れません。

クバルスピアンの山道

山道には岩を乗り越えないと進めない場所も

山道を歩いていると、どこからかやってきた野良犬が私たちの脇を通り抜けて、あたかも遺跡への道案内をするような素振りで先を歩いていました。

トムさんによると「僕になついてるおとなしい犬。呼んだらこっちに来るよ」とのこと。アジア圏で野良犬と言えば狂犬病の危険性があるから近付くな、というのが常識2なので少し遠巻きに見ていましたが、確かにおとなしくて穏やかな表情。恐らく観光客やガイドから餌をもらうことが多くて、人慣れしているんでしょうね。

クバルスピアンの案内犬

クバルスピアンの道案内をしてくれた彼女の表情はとても穏やか

案内犬に導かれて歩くこと1.5km、ヒンドゥー教の神々のレリーフが水底に眠る遺跡に到着。ヴィシュヌ神のレリーフを始めとして、男性器を表すリンガや女性器を表すヨニも見られます。シェムリアップ川の源流となるこの場所に神聖なものや多産の象徴を祀ることで、アンコール王朝にその恩恵が広がることを願ったのかも知れませんね。

クバルスピアンの神々

ヒンドゥー教の神々も雨期には水底に隠れるのかも

クバルスピアンのリンガ

この源流の水は祀られた神々やリンガの力を得て流れ行く

この源流を少しだけ下った場所では滝も見られます。観光客の中には、ここへ訪れた記念に(あるいは神々の加護を感じるために)この滝に打たれていく方もいるようですね。私たちは滝に打たれる準備が物理的にも気持ち的にもできていなかったので眺めるにとどまりましたが、その光景は清涼感にあふれていました。

クバルスピアンの滝

滝の周囲は清涼な空気に包まれている

この辺りには小さな魚も泳いでいるんですが、トムさんによると「天然ドクターフィッシュだよ」とのこと。手を差し入れると魚がつついてくると言うので私たちも試してみましたが、差し入れた手の魅力が足りないのか、何となく寄ってきたかなあ…程度の勢いでした。

こんな感じのクバルスピアン観光でしたが、水底に沈むレリーフという珍しい遺跡の形態や、そこに至るまでに登る山道で見られる光景など、少し遠くても訪れる価値のある場所だと思いますよ。

カンボジア・シェムリアップでアンコール遺跡群を巡ってきた #6 へ続く


  1. 何しろ私の方は半袖Tシャツの出で立ちで少し肌寒いかな、程度だったので 
  2. 犬に限らず猫や他の野生動物も同様。アジア圏での事例が多いので要注意。詳しくは厚生労働省の狂犬病情報を参照してください。なかなか怖いことが書いてありますよ。 
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